RieglJapan

衝突防止センサー、ヘリコプター、UAV向け 航空レーザースキャナー
RIEGL LMS-Q160

製品概要

LMS-Q160 は超小型・軽量の2Dレーザースキャンレーダーで、電線や細い枝などのような小さい断面のターゲットをも検出できるように最適化されています。
装置は無人航空機用の衝突防止センサーとしての作動用に設計されていますが、陸上車両や監視用途も有効に使用できます。 
スキャナーの視野内にあるターゲットのオンラインでの距離と角度のデータを得る為に、短い赤外レーザーパルスとオプトメカニカルのスキャニングを使った「タイムオブフライト原理」に基づいています。
装置は単一電源だけが必要で、スキャンデータはオンラインで内蔵のLAN-TCP/IPインターフェース経由で出力されます。 バイナリーデータストリームは、有効なソフトウエアライブラリを使って簡単に後処理できます。
LMS-Q160 のケースはコンパクトで非常に軽量ですが、陸上車両や航空機の衝撃や振動負荷にも十分耐えられるほど堅牢です。

RIEGL LMS-Q160の特長

  • 超軽量
  • 電線ターゲットに対して60mまでの測定距離
  • 自然なフラットターゲットに対して200mまでの測定距離
  • レーザークラス1

RIEGL LMS-Q160の用途例

  • UAVでの障害物検出
  • 電線の計測

部品構成

  • 350×φ170mm (長さ×直径) 4.6kg

技術データ

 

距離測定性能1)

アイセーフティークラス
IEC60825-1:2007
e_las_1.png
(スキャン中のレーザービーム)
測定範囲
電線ターゲット2) up to 60 m
平らな自然物
ターゲット3)
up to 200 m
最短距離 5 m
測定精度 50 mm (1 シグマ)
複数ターゲット時の
分解能
8 m
レーザー波長 近赤外
レーザービーム
広がり角4)
2.7 mrad
消費電力  

スキャナー性能

スキャン方式 回転ポリゴンミラー
スキャン範囲 ± 40 度 = 全 80度
スキャンレート5) 5 scans/sec ~ 60 scans/sec
角度分解能 0.01 度
1ライン当りの測定数 500 @ 20 scans/sec, 1000 @ 10 scans/sec

 一般的技術データ

インターフェース イーサネット TCP/IP, 10/100 MBit/sec
電源入力電圧 18 - 32 V DC
消費電力 標準 48 W
消費電流 標準 2.0 A @ 24 V DC
温度範囲
作動 -10 °C up to +50 °C
保管 -20 °C up to +60 °C
主寸法(直径 x 長さ) 170 x 350 mm
重量 約 4.8 kg
保護クラス IP54

 

1)
第1ターゲット・最終ターゲットの選択可能。 最長測定距離及び精度は「視界1km以上。曇り空或いは夜間」を前提。
2)
直径6mm以上の電線。電線表面は15%以上の拡散反射率。 ビーム入射角は電線に直角。 もし電線の表面が確実に拡散反射していれば、45度の入射角の場合でも 最長測定距離は50m。
3)
拡散反射率が10%以上。 ビーム入射角はターゲットに直角。 サイズがレーザービーム径以上であること。 45度の入射角の場合、15%反射率のターゲットに対する 最長距離は160mに落ちます。
4)
2.7 mrad は100mの距離で27cmのビーム幅に相当します。

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