RieglJapan

UAV(無人航空機)レーザースキャナーについて

UAVレーザースキャナの仕組み

システム構成

UAVレーザーシステムの構成説明図

UAV LiDARで取得される3次元データの品質は、レーザースキャナー自体の精度はもちろんのこと、IMU/GNSSシステムのシステムスペックが最も重要な要素となります。RIEGL純正システムはApplanix APX-20UAVを採用しています。

IMU & GNSS
※詳細はApplanix データシート参照
Applanix APX-20 UAV
IMU精度
ロール / ピッチ
ヘディング

0.015°
0.035°
IMUサンプリングレート 200 Hz
位置精度(標準) 0.02-0.05m

さらに、レーザースキャナーとIMU/GNSSシステムが高精度なキャリブレーション(レーザースキャナーとIMUの取付けは必ず個体差が生じるためにキャリブレーション値はシステム毎に異なる)によってインテグレーションされることによって、高品質なデータを取得できるUAV LiDARシステムとなります。

UAV(ドローン)への搭載例

ドローン除くシステム総重量 約3~4kg(miniVUXの場合)

UAV(ドローン)のシステム構成を表した図

シングルラインスキャナー (VUX-1,miniVUXの場合)

ドローンが上空からレーザーを照射している様子
照射点が左右に広がっている様子
点間隔は左右に広がります。
シングルラインスキャナーの計測手法の説明図

① 横断方向
レーザー計測データ端部は計測点間隔が最大となることに注意

② 進行方向/横断方法
飛行速度、飛行高度、スキャン回転数、レーザー発射回数によって計測点間隔が変わる

UAV(ドローン)に搭載されるLiDARには複数走査(複数チャンネル)タイプ、非反復走査パターンなどもありますが、RIEGLのLiDARシステムは全てシングルラインスキャンです。リニア―な点群データが取得可能です。

写真測量とレーザー計測の違い

写真測量とレーザー計測の優位性を示した図

植生下のデータが欲しいような場面では、UAVレーザーが有用です。
裸地の場合は、状況に応じて 写真 or レーザーを選択することが重要です。

計測事例

反射率表示/カラー点群の計測データイメージ

VUX-1UAV による計測事例

協力:金井度量衡 株式会社

VUX-SYS/miniVUX-SYSを用いた
UAVレーザースキャンの標準的ワークフロー

データ処理の流れを解説した図

RIEGL純正システムのデータ処理(オリジナルデータ作成)はRIEGLソフトウェアパッケージを使用したマニュアル処理となります。
マニュアル処理はユーザー様が操作を覚える必要があり、ソフトウェアのイニシャルコストもかかりますが、最大のメリットはマニュアル処理よるユーザー様のノウハウの蓄積とともに、細かな調整/処理ができることで「より高品質な3次元データ」を生成することが可能というところです。
※高品質なデータ生成のためには、正しいUAV LiDARのフライトも前提となります。

まとめ

より詳しい資料が必要な方へ

UAVレーザースキャナをご希望の方へ、製品資料をご用意しております。
資料の一部を下記よりご確認いただけますので、ご入用の方はフォームよりご連絡ください。

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