

3種類のRIEGL TLSを並べて各機種の測距能力を比較しました。
遠くに写っている東京スカイツリーまでの距離は約4kmです。
3種類のRIEGL TLS
計測ロケーション
通常の計測ではレーザーパルス繰り返しレート(PRR)は最大の値を選択するの一般的ですが、今回は最大測距のテストのため、一番低いPRRを選択して計測します。
| 最長距離測定用の設定 | VZ-600i | VZ-2000i | VZ-4000i-25 |
|---|---|---|---|
| 最大測距用PRR | 14万点/秒 | 5万点/秒 | 7万点/秒 |
| 最大測定距離(反射率90%) | 1000m | 2500m | 4600m |
| 最大測定距離(反射率20%) | 450m | 1300m | 2550m |
| 通常の設定(高速スキャン用) | VZ-600i | VZ-2000i | VZ-4000i-25 |
|---|---|---|---|
| 最大PRR | 220万点/秒 | 60万点/秒 | 50万点/秒 |
| 最大測定距離(反射率90%) | 220m | 800m | 2000m |
| 最大測定距離(反射率20%) | 100m | 380m | 1000m |
VZ-600i (反射率表示)
VZ-2000i (反射率表示)

VZ-4000i (反射率表示)

VZ-4000iのデータは確実に4km先のデータを取得できているのが確認できます。
| 詳細計測の設定(任意設定が可能) | VZ-4000i-25 |
|---|---|
| 水平視野角 | 2.6度 |
| 鉛直視野角 | 20.5度 |
| 計測ピッチ | 0.002度(水平、鉛直共通) |
| 計測時間 | 5分58秒 |
RIEGLスキャナの特長であるマルチターゲット測定機能により、 構造物の隙間をかすめた1発のビームが複数のリターンを返すことで、後ろ半分が部分的にデータ取得されていることが確認できます。




VZ-4000i-25のような超ロングレンジスキャナーは一般的なTLSによる3次元測量では使用されません。 1km以上離れた対象物のモニタリング(防災/減災のための地形計測、大規模鉱山での現場管理等)に使用されることが多いスキャナーです。
RIEGL VZ-4000i-25
https://www.riegl-japan.co.jp/product/terrstrial/riegl-vz-4000i-25.html