

10月7日~10月9日の3日間、ドイツ フランクフルトにてINTERGEO 2025に参加してきました。
INTERGEOは毎年ドイツで開催される、測量・GISに関する世界最大級の展示会です。
今後の業界のトレンドをこの展示会で感じることができます。
RIEGL社はこのINTERGEOのタイミングにあわせて新製品を毎年発表しています。
今回は、RIEGL社のブースの雰囲気、発表された新製品についてご紹介いたします。
※新製品につきましては来年4~6月頃の販売開始予定となっております。このレポートでは概要のみになります。
100以上の国から来場しているので様々な言語がブースでは飛び交っています
ALS(航空レーザー)、TLS(地上レーザー)、ULS(UAVレーザー)、MMS(モバイルレーザー)各カテゴリから新製品が発表されました。
今年は2つ、目玉となる新製品があります。
一つ目はUAV(ドローン)用グリーンレーザースキャナーの新製品 VUX-820-Gです。
従来のVQ-840-Gシリーズとスペックはほぼ同等。軽量/小型化されました
大きさの比較はこのような感じです
そしてもう一つの目玉は、MMS用2Dスキャナー VUX-3HA です
従来のMMS用スキャナーから大幅にスペックが向上しました。
旧VUX-1HA-22 | 新製品VUX-3HA | |
---|---|---|
レーザーパルス繰り返しレート | 1800kHz | 3000kHz |
スキャンスピード | 250 lps | 400lps |
精度 | 5mm | 3mm |
保護クラス | IP64 | IP66,IP67 |
MMS用のスキャナーとしては、完全にこれまでの次元から大きく突き抜けたスペックのLiDARセンサーと言えるのではないでしょうか。
高速移動の車両でもこれまで以上の高密度な点群取得が可能です。
VUX-3HAを搭載したMMS新製品です。
1台タイプ VQM-3HA
2台タイプ VMX-3HA
続いてTLSの新製品です。
VZ-1200i
VZ-600iの長距離モデル
最長測定距離 1,800m
KinematicApp用カーマウント
VZ-6000i-26
最長測定距離 6,000m
雪氷計測に最適なモデル
最後はALSの新製品です。
VQ-1060
NFBスキャン(5ライン)タイプのVQ-680と直下x2、オブリークx2の計4つのカメラを統合させたLiDARシステム。
送電線等のコリドーマッピング向け
壮観なALS 4機種の展示。ALSの展示は下部のレーザー照射窓が確認できるように鏡が置いてあるのが一般的です。
お昼は定番のCurrywurst(カリーヴルスト)
ベルリン名物らしいですがINTERGEOで必ず屋台がでているのマストで食べています。ザ・ジャンクフードです。
2日目の夕方はブースにてDinking Party。要は飲み会が開催されました。誰でも自由に参加でき、他のブースでも飲み会をやっているので非常に賑やかです。
17時くらい(フライングあり)から21時過ぎまで続きます。日本の展示会ではありえない光景です。カオスです。
来年のINTERGEOは9月15~17日、ミュンヘンで開催されます
シルバーウィークと被らなくてほっとしています。
RIEGLメンバーで集合写真
来年、INTERGEOへ参加を希望される方は、RIEGLより3日間の無料入場券が発行可能です。 その際は、ぜひお声がけください。入場チケット130ユーロ(2025年の金額)が節約できます。
今回の新製品情報は追ってホームページにアップしていく予定です。お楽しみに!